坂牛卓氏設計のリサイクル工場(リーテム東京工場)にフォーカスしたコンセプト・ムービー。
工場を定点観測した映像と、日常、人の営みの映像から構成。工場と、人の日常が繋がっている、循環していることを示す。
人の動き、街のダイナミズムそのものと、工場とのサスティナブルな関係性を音と映像で浮き上がらせようとした。
監督:二瓶剛
音楽:大友良英
Music from "Guitar Solo performed by Otomo Yoshihide"
(P)&(C) 2005, doubtmusic
"Kazahana for Somai Shinji"(Otomo)
"Theme From Canary for Shiota Akihiko"(Otomo)
プロダクションマネジメント:SETENV
プロデュース:株式会社リーテム/東京理科大学坂牛卓研究室
1975年北海道生まれ。映像作家。
東京造形大学在学中より様々な映像プロジェクトに参加。領域問わず演出・撮影・編集・投影を手掛ける他、イベントの企画制作など行う。
- pv「SHINICHIRO ARAKAWA DM」(1996)
- movie「サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa」(2001)
- projection「TENORI-ON Launch Event in Tokyo」(2008)
- exhibition「suzuki takayuki 11 SS」(2011)
- event「Lunometers」(2010-2011)
- projection「CINEMA dub MONKSの音と布と食の大サーカス展」(2013)
ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/プロデューサー
1959年横浜生まれ。10代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに多種多様な作品をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障がいのある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力を入れている。2011年の東日本大震災を受け「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げる。2013年、NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽も担当。著書に『MUSICS』(岩波書店)、『大友良英のJAMJAM日記』(河出書房新社)、『ENSEMBLES』(月曜社)、『クロニクルFUKUSHIMA』(青土社)、『シャッター商店街と線量計』(青土社)等。
1959年東京都生まれ
学歴・所属:
1983年東京工業大学工学部建築学科卒業/1983年IAESTE交換研修生としてスイス・バーゼルにて研修/1985年文部省給費留学生としてUCLA大学院建築都市計画学部修了/1986年東京工業大学大学院修士課程修了/1986~1998年日建設計/1998年O.F.D.A.associates設立/2005~2009年信州大学工学部建築学科准教授/2009~2011年同大学工学部建築学科教授/2011年~現在東京理科大学工学部第二部建築学科教授
主な著書・論文:
「篠原一男経由東京発東京論」〔共著〕(鹿島出版会、2001年)、「芸術の宇宙誌-谷川渥対談集」〔共著〕(右文書院、2003年)、エイドリアン・フォーティー「言葉と建築-語彙体系としてのモダニズム」〔監訳〕(鹿島出版会、2006年)、「遠くの都市」〔共著〕(青弓社、2007年)、「建築の規則-現代建築を創り・読み解く可能性」(ナカニシヤ出版、2008年)、「Architecture as Frame」(三恵社、2010年)、ジェフリー・スコット「人間主義の建築-趣味の歴史を巡る一考察」〔翻訳〕(鹿島出版会、2011年)、「αスペース:塚本由晴・坂牛卓のエスキスチェック」(鹿島出版会、2013年)
受賞:
1988年「河口湖T計画」でSDレビュー入選/2005年「リーテム東京工場」で第4回芦原義信賞/2007年同作品で建築学会作品選奨受賞、The Chicago Athenaeum Museum of Architecture and Design International Architecture Awards受賞/2010年「リーテム太倉工場」でThe Chicago Athenaeum Museum of Architecture and Design International Architecture Awards受賞